数々の最高金賞受賞!「白鹿」の辰馬本家酒造さんに、マチオとマチコがインタビュー♪
『白鹿』の味を創業1662年以来、三百四十余年守り続けている辰馬本家酒造さん。
毎年、米のできや天候で変わってしまう日本酒を、白鹿の持つ味として作り続けることは、代々杜氏から伝承され、まさに伝統技!辰馬本家酒造さんは、毎年できる新酒を「コクがあるのにのど越しが軽い味」にブレンドし、白鹿ファンを魅了し続けています。2006年よりモンドセレクションに出品し、今年で5年目。最高金賞をはじめ数々のメダルを受賞されている辰馬本家酒造さんに、モンドセレクションへの経緯や、受賞後の効果などを伺いました。
―今年、5度目のモンドセレクションにご出品ということですが、モンドセレクションに出品しようと思われた経緯をお聞かせいただけますか?
2005年にプレミアムモルツが最高金賞を受賞、CM等で大々的に広告宣伝され、モンドセレクションに注目が集まり、市場として盛り上がってきたということで、当社でもプレミアム酒に付加価値をつけるためにモンドセレクションに挑戦しました。
―2006年度に、初めて出品された商品は何ですか?また、受賞されましたか?
初めて受賞した商品は、「黒松白鹿 豪華千年寿 純米大吟醸」で金賞をいただきました。その後、こちらの商品は2007年と2008年も金賞受賞し、2009年度にはついに最高金賞をいただきました。
―モンドセレクションでは、特にワインや日本酒・焼酎などの味は、毎年変わって当たり前(※素材になる葡萄や米などの出来具合や水質などによる)という意識をお持ちです。同じ商品でも、昨年は受賞しなかったものが今年はメダル受賞していたり、逆に最高金賞だったものが受賞しなかったりといったことが、実は本当によくあるのです。他の商品でも、その年によって評価結果の違いはありますか?
お陰様で、「超特撰 黒松白鹿 六光年 純米大吟醸(手作り)」は、2007年から3年連続最高金賞を受賞し、「黒松白鹿 豪華千年寿 純米大吟醸」と「特別純米山田錦 原酒」は金賞だったのが、2009年度は最高金賞を受賞し、より高い評価をいただきました。今のところ評価が下がったものはないですが、評価がそんなに変わるものだとは知りませんでした。気を引き締めて取り掛からないといけないですね。
―受賞後の効果はいかがでしたか?また、どのような販促活動をされていますか?
毎年6月の授賞式に合わせて、新聞にカラー広告を掲載しています。広告を出したときのお問い合わせの反響は、モンドセレクションを受賞してからかなり増え、好効果だと考えています。また酒類の売り場で、モンドセレクションコーナーを設置し採用されるなど、白鹿ブランドにモンドセレクションという付加価値が加わり、注目度が上がっていると思います。
―では最後に、今後モンドセレクションに出品はし続けますか?また、何かモンドセレクションに要望することがあればお聞かせください。
今後のことは未定ですが、市場を見ながら検討していくつもりです。
モンドセレクションへの要望をあげるとすれば、できれば評価基準を公表し、受賞レベルをオープンにしていただけると、受賞商品に対する価値がより判りやすくなるのではと思います。
受賞商品のご紹介
黒松白鹿 豪華千年寿 純米大吟醸
超特撰 黒松白鹿 六光年 純米大吟醸(手作り)
特別純米山田錦 原酒
超特撰 黒松白鹿 純米吟醸山田錦