モンドセレクション ラボレター#1
この度、わたくしMC(自称モンドセレクション コメンテーター?!)がお届けする連載企画、「モンドセレクション ラボレター」が
スタートいたしました!!!
第1回のテーマは、モンドセレクション「化粧品」部門について・・・。
皆さんも「モンドセレクションって、食品に対しての品質評価機関なのに化粧品が受賞しているのはどうして???」と
ちょっと不思議に思っているのではないでしょか?
「食のノーベル賞」って言われているくらいだから、そりゃ不思議な気がすますよね!しかしながら、「化粧品」は1961年の設立当初より存在した部門なのです。(※モンドセレクションでは、化粧品は美容及びトイレタリー部門になります。)
食品やビールなどの飲料水などの品評機関と思われがちなモンドセレクションですが、、、実は1961年に世界の優れた製品を発掘・顕彰することを目的にベルギーに設立された国際品質評機関であります。
ただ、モンドセレクション=食のノーベル賞が定着しているうえ、化粧品の受賞商品が他の部門の製品に比べ極端に少なく、
ここ最近になって化粧品部門での受賞商品が増えてきたために、「モンドセレクションで化粧品?!?!」という疑問が囁かれるようになってきたようです。
モンドセレクションでは、食品や飲料製品、スイーツ製菓部門は「セレクション及び優秀品質賞」部門と、化粧品などの美容・トイレタリー製品やダイエット・健康製品、タバコ製品部門を、「認定及び優秀品質ラベル」部門とふたつに分かれております。
この違いを簡単に言うと、前者は味や食感など官能味覚検査を中心に品評され、必要であれば公認の検査機関で品質検査する。それに対し化粧品などの後者の部門では、出品した商品はすべてベルギー連邦行政政府認定のラボに送られ、公表されている成分と等しいかなどの分析や商品広告に対しての効果に見合っているかなど、成分分析だけでなく効能や効果、表示に対して細かくかつ厳しく品質検査を行います。
また、使用している原材料に対しても厳しいチェックが入ります!
化粧品や健康製品といえば、各メーカーが研究を重ねさまざまな原料を使用し効果の特徴としてあげておりますが、日本では使用OKの原料がヨーロッパでは使用不可である成分が使用されていたりすると、やはりマイナスポイントとなるようです。
例えば、今や美容効果でお馴染みのプラセンタなどで使用される動物性の原料など、メーカー側が感染などの影響がないと検証・実証していても、モンドセレクション指定ラボでの検査の結果で確証できない限り認められませんし、新しく開発された原料の実証にはそれなりの期間も必要となります。
さらに商品のキャッチコピーや広告などの表現に対しても検証され、使い心地などあらゆる角度からの厳しい審査の結果、
優秀品質として認められた商品に対し90点以上で最高金賞・80点以上で金賞・70点以上で銀賞・60点以上で銅賞のメダルが贈られます。(メダルの得点ポイントについては、今後の「モンドセレクション ラボレター」でお届けしたいと思っております!)
そんな大変厳しい審査の中でモンドセレクション受賞に輝いた商品は、好みや合う合わないは別にして、安全で良質な製品には間違いないでしょう!
モンドセレクションにおいての「化粧品」を含む美容及びトイレタリー部門やダイエット及び健康製品部門の品評は、
世界基準での消費者の代表審査のような気がするのは私だけでしょうか・・・?
モンドFAN!Navi MC